元金とは何?これを知らないと始まらない、キャッシングの基本!
キャッシングを利用するとき、基本的な仕組みやシステムを知らないと、キャッシングサービスの全容がわからなくなってうまく利用できないことがあります。最近はいろいろと複雑なオプションなども増えてきていますから、キャッシングサービスの仕組みをしっかり確認することはますます重要になってきています。実はけっこう曖昧という人は、しっかり確認しておいた方がいいですよ。
では、キャッシングに関する基礎知識を一つお話しましょう。今回ご紹介するのは「元金」についてです。元金とはいったい何なのか、知っていますか?聞いたこともないという人はたぶんほとんどおられないと思いますが、実際にはどういう意味なのか、はっきり説明できないという人も案外多いんじゃないでしょうか?
キャッシングの仕組みにおいて、元金とは「借りた元のお金」を意味する言葉です。キャッシングというのはお金を貸し借りするサービスのことであり、貸し借りしたそのお金の額によって利子なども発生してきます。つまり元金がすべての元、すべての基準になっているところがありますから、元金が何か、自分が利用したキャッシングにおいて元金はいくらなのかがわかっていないと、キャッシングをうまく使えないという話にもなってきます。
たとえば、キャッシングを利用して100万円を借りたとしましょうか。このとき、元金は「100万円」ということになります。元金は「借りた元のお金」ですからね。「元金100万円のキャッシングを利用した」というような表現をすることもあるでしょう。
100万円を借り、無事に返済を終えたとしましょう。そのとき、返済金は合計で110万円になったとします。このとき、110万円のうち、100万円が元金部分の返済になりますから、残りの10万円が利子、すなわち100万円を借りたことに対する代金の支払いにあたるということになります。こういう計算も元金というものがわかっていないとできませんよね。
次に、100万円を借り、きちんと返済するつもりであったものの、不測の事態が起きて返済が頓挫してしまい、貸し手側と相談させてもらうことになったとします。このとき、貸し手側が「利子分は諦めるから元金だけでも返してくれ!」と言ってきたとします。このとき「元金を返してほしい」というのは「最初に貸した元のお金だけは返してほしい」という意味になります。
今回の例では最初に100万円を借りたのですから、それに応じて発生するはずだった利子はいいから、元金である100万円だけは返す必要があるということになりますね。
元金とは何なのか、具体的にイメージできましたでしょうか?自分が利用したキャッシングの中で元金がいくらになるのか、しっかり確認して利用していくようにしてください。